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paymoのソーシャル機能をみて思ったこと色々

この間 Kyash の話と kyash-button を作った話をしたところだけど、paymoにソーシャル機能が実装されて面白かったので今日はpaymoの話をしたい。

paymo.life

先日のアップデートで、割り勘アプリのpaymoにソーシャル機能が実装されたようで、割り勘したことない人とも友達になったり、ブロックしたりできるようになった。しかも友達のpaymo利用履歴もホーム画面(この呼び方でいいのか?)に出てくるみたいだし、請求する時や支払う時のデフォルト公開範囲設定として「友だちの友だちまで」というSNSで見慣れた表現が出てくるようになった。

そして、個人的にはこの友人機能と公開範囲設定機能を独自実装するのはめちゃくちゃハードルが高いと思っていて、急いで作ったせいであとでスケールが辛くなったりしないかなぁと勝手に心配している。

paymoは最初のリリース時からfacebookアカウントと接続することによって、facebookの友人とはpaymoでも自動的に繋がるようになっていて、友人がpaymoを始めたタイミングでご丁寧にフィード(この呼び方でいいのか?)を流してくれていた。 このフィードをみた時に、昔はSNSでよく流れていた「〇〇さんがXXをはじめました」みたいなお知らせメッセージぽいなぁと思って、謎の懐かしみがあったと同時に、それ(同じアプリを使っている友人を表示してアプリへのエンゲージメントを高める)をやりたいんなら、最初からfacebookアプリとして実装する方が筋が良さそうだなぁと思っていた。 ただ、個人間割り勘アプリとして新しいフィールドを抑えに行く以上は、SNSプラットフォームに乗って自由を奪われるのを嫌って独自アプリで作るというビジネス的判断なんだろうと思っていた。

その後paymoは、アプリを入れてなくても割り勘ができる機能を発表する。 jp.techcrunch.com スマホにアプリをダウンロードするハードルが高いので、webでも割り勘体験をして便利さを知ってもらう戦略だろうとは思うんだけど、この時も僕はそれ(友人からURLを共有されてそこで友人と一緒にアプリを利用する体験)をやりたいんならfacebookアプリの方が筋が良さそうだなぁと思った。facebookイベントと割り勘機能の相性めっちゃ良さそうだし。 インターネット人口の大半がサンシャイン牧場の友人の畑に毛虫を入れていたかつての時代であれば、paymoはまず間違いなくSNSのアプリとして作られてたと思うし、その方がユーザに受け入れられやすかった可能性すら感じる。

ずっとそういう目線で見ていたら、ついに友人管理機能とフィードの公開範囲機能が出てきて、それ(アプリの利用状況を特定の範囲に向けて公開)をやりたいならそれこそfacebookアプリの方がよかったのではとまた思ってしまった。 だって友人の友人かどうかの判定って愚直に実装するとN:Nの友人関係テーブルのself-joinしないといけないだろうし、ユーザが数万人でそれぞれ10人しか友達いないならなんとでもなるけど、ユーザ700万人でそれぞれ100人友達がいるような規模になった時に本当に辛い気持ちになるんじゃないかなぁ。餅は餅屋、ソーシャルグラフソーシャルグラフ屋。

まあ利用者を広げた後のビジネスモデル的なところとか、対象ユーザが使っているSNSとかいろんなことを考えはじめると、きっと独自でソーシャルグラフを形成して頑張っていくしか道はないんだろうなぁ。

他所のアプリの心配してないで、facebook eventと連携して割り勘集金するツール自分で作ってみるのはありかもしれない。